西讃地域(香川県西部)を中心に、端午の節供(5月5日)や八朔(旧暦8月1日)に男の子の健やかな成長を祈る縁起物として張子虎などを飾る風習があります。明治時代から張子虎の製作を続ける田井民芸(三豊市三野町)は、このような地域の人生儀礼に関わる信仰用具の伝統的な製作技術を現代に伝えるとともに、新たな張子作りにも積極的に取り組んでいます。
本展は、香川県立図書館1階閲覧室展示コーナー(展示ケース5個)において、瀬戸内海歴史民俗資料館が令和5年度から行っている地域の伝統文化・技術等の調査記録・発信事業の成果を踏まえて開催するもので、当館が田井民芸を対象として調査・記録した過去や現在の張子虎およびその製作用具、作業工程の様子などを中心に展示し、社会の変化に応じながら現代に息づく伝統の技や職人の姿を紹介します。
主 催:瀬戸内海歴史民俗資料館(香川県立ミュージアム分館)
協 力:田井民芸
会 期:令和8年10月27日(火)~11月15日(日) 18日間
休館日 月曜日(ただし月曜日が休日の場合、その翌日)
会 場:香川県立図書館1階閲覧室展示コーナー(香川県高松市林町2217-19)
入館料:無料
展示構成:展示図書・資料点数:約50点(パネル含む)
ケース1「張子虎と八朔」
ケース2「3代目田井清巳の”がいな”虎」
ケース3「張子虎の作業工程」
ケース4「5代目田井艶子の”かわいい”虎」
ケース5「新たな張子作り」
会場では、ミニ展示「郷土玩具・縁起物について」を開催しています。
展示している資料はすべて貸出できます。
