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    中山伊知郎(1898-)
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荒巻 義雄/著 -- 小鳥遊書房 -- 2021.11 -- 902.3

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所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
新着図書 9023/A9/ 1110966767 一般 貸出可 在庫 iLisvirtual

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種別 図書
タイトルコード 1130351153
タイトル SFする思考 
タイトルカナ エスエフ スル シコウ
副書名 荒巻義雄評論集成
著者 荒巻 義雄 /著  
著者カナ アラマキ ヨシオ
出版地 東京
出版者 小鳥遊書房
出版年 2021.11
ページ数 829p
大きさ 22cm
一般件名 SF
NDC分類(8版) 902.3
NDC分類(10版) 902.3
ISBN13桁 978-4-909812-71-1 国立国会図書館 KGWAP5502 GoogleBooks WebcatPlus
定価 ¥5400
内容紹介 「術の小説論」からマニエリスム論へ。日本SF第一世代作家・荒巻義雄の50余年の軌跡をまとめた評論集。「SFの理論」「単行本・文庫解説と私の読み方」「作家論」などの5部構成で多数の評論を収録。
著者紹介 1933年小樽市生まれ。日本SFの第一世代の作家。「白壁の文字は夕陽に映える」で星雲賞(短編部門)、「骸骨半島」で北海道新聞社文学賞(詩部門)受賞。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
SFの理論 13-117
山尾悠子・著『仮面物語』(徳間書店)/右半球の復権を目指して 120-122
田中光二・著『アッシュ-大宇宙の狼』(講談社文庫)/田中光二の文体を論じてみた 122-126
平井和正・著『悪徳学園』(ハヤカワJA文庫)/野獣たちの軌跡 126-130
川又千秋・著『妖姫のいけにえ』(角川文庫)/わが友へ贈る言葉 130-133
豊田有恒・著『持統四年の諜者』(角川文庫) 133-137
かんべむさし・著『原魚ヨネチ』(講談社文庫)/怪魚論ほか 137-140
山村正夫・著『陰画のアルバム』(徳間文庫)/SF側からみた私の山村正夫論 140-144
山村正夫・著『幻の戦艦空母「信濃」沖縄突入』(講談社文庫)/銀色の海、信濃復活 144-148
山田風太郎・著『風来忍法帖』(講談社文庫)/山田風太郎の今日性 148-151
江戸川乱歩・著『緑衣の鬼』(江戸川乱歩全集十一巻/講談社)/二次元の探鉱者 151-155
江戸川乱歩推理文庫45(海外探偵作家と作品1/平井隆太郎・編/講談社)/アニマ・アニムス-乱歩と私 155-157
眉村卓・著『遙かに照らせ』(徳間文庫)/眉村SFの秘密-解説に代えて 158-160
筒井康隆・著『ベトナム観光公社』(ハヤカワJA文庫)/現代のパンセ-私の中の筒井康隆 161-165
『浴槽で発見された日記』(スタニスワフ・レム・著/深見弾・訳/集英社)/レムの教訓 165-168
『継ぐのは誰か?』(小松左京・著/早川書房)を読む 168-169
『小松左京自伝-実存を求めて』(日本経済新聞出版)は人生の後書き 169-170
『創作の極意と掟』(筒井康隆・著/講談社)を読む 170-171
『聖痕』(筒井康隆・著/新潮社)を読む 171-172
『老人の美学』(筒井康隆・著/新潮新書)を読む 172-173
『モナドの領域』(筒井康隆・著/新潮社)を読む 173-177
『漂流-本から本へ』(筒井康隆・著/朝日新聞出版)を読む 177-178
『誰にもわかるハイデガー』(筒井康隆・著/河出書房新社)の読み方 178-183
『櫻の園』(チェーホフ・著/神西清・訳/新潮文庫)/桜の園はエデンの園か-<脱構築>で読む『櫻の園』読解 183-185
アントン・チェーホフ『櫻の園』構造分析・講義メモ 185-190
『チェーホフの山』(工藤正廣・著/未知谷)を読む 190-192
『竜と宙』(立原透耶・著/幻冬舎コミックス)を読む 192
『月に吠える』(萩原朔太郎・著/講談社文庫)/精神分析的解読 192-194
「小松左京マガジン」(第三五巻/イオ+角川春樹事務所)拾い読み 194-195
『ポストヒューマニティーズ-伊藤計劃以後のSF』(限界研・編/南雲堂)を読む 195-196
『「共産主義的SF論」あるいはドゥルーズになれなかった男』(岡和田晃・著)への私的補足 197-198
『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷』(岡和田晃・著/アトリエサード発行・書苑新社発売)を読んで 198-199
『あしたは戦争-巨匠たちの想像力(戦時体制)』(日本SF作家クラブ・企画協力/ちくま文庫)紹介 199-201
緋色の研究と緋文字/コナン・ドイルとホーソーン 202-204
ポール・ド・マン-一考察(「思想」/岩波書店) 204-207
文学における遺伝の系統樹-長尾重武・編著『ピラネージ《牢獄》論』(中央公論美術出版)を読んで、気づいたこと 207-210
ガストン・バシュラール読解 210-214
ベーコンとバラード 214-215
『J・G・バラード短編全集3-終着の浜辺』(監修・柳下毅一郎+浅倉久志・他訳/東京創元社)を読む 215-217
『千年紀の民』(J・G・バラード・著/増田まもる・訳/東京創元社)を読む 217-219
『ミレニアム・ピープル』(J・G・バラード・著/増田まもる・訳/創元SF文庫)を読む 220
『太陽の帝国』(J・G・バラード・著/高橋和久・訳/国書刊行会)を読む 221-222
J・G・バラードの文体の秘密 222-224
『時の地図』(フェリクス・J・パルマ・著/宮崎真紀・訳/ハヤカワ文庫)を読む 224-225
「デュオ」(飛浩隆・著/『象られた力』所収/ハヤカワJA文庫)一つの解読法 225-227
『アンダーグラウンド・マーケット』(藤井太洋・著/朝日新聞出版)を読む 227-228
光瀬龍・著『百億の…』の謎は深まる-第三回日本SF評論賞への補足的見解/阿修羅の謎 228-232
ほんとうは一番怖い<存在>の恐怖 232-234
<悪>についてのアンケート 234
『アトミック・ボックス』(池澤夏樹・著/毎日新聞社)を読む 234-236
『建築家ムッソリーニ-独裁者が夢見たファシズムの都市』(パオロ・ニコローゾ・著/桑木野幸司・訳/白水社)を読む 236
年刊日本SF傑作選『さよならの儀式』(大森望+日下三蔵・編/創元SF文庫)紹介 237-238
『フランケンシュタインの精神史』(小野俊太郎・著/彩流社)を読む 238-239
『スター・ウォーズの精神史』(小野俊太郎・著/彩流社)を読む 239-240
『ゴジラとエヴァンゲリオン』(長山靖生・著/新潮新書)を読む 240-242
『日本SF精神史-幕末・明治から戦後まで』(長山靖生・著/河出ブックス)を読む 242-244
『ビッグデータの衝撃』(城田真琴・著/東洋経済新報社)を読む 244-245
SF論争史「近代理性の解体…」の読み方 245-246
「季刊・三田文学」(春季号/二〇一九年)特集「世界SFの透視図」の収穫 246-247
『現代SFのレトリック』(巽孝之・著/岩波書店)を読む 248-249
『想い出のブックカフェ』(巽孝之・著/研究社)を肴に<批評>の批評、すなわち<メタ批評>を楽しむ方法 249-251
『反知性の帝国』(巽孝之・編/南雲堂)-J・カラー式読み方をすれば 252-255
『パラノイドの帝国』(巽孝之・著/大修館書店)を読む 256-257
『マニエリスム談義』(高山宏×巽孝之・対談/彩流社)を読んで 257-260
『荒地』(T・S・エリオット・著)読解の試み 260-264
『天才の発想力-エジソンとテスラ、発明の神に学ぶ』(新戸雅章・著/サイエンス・アイ新書/ソフトバンク・クリエイティブ株式会社)を読む 264
『江戸の科学者』(新戸雅章・著/平凡新書)を読む 264-265
『荒海の槍騎兵』(横山信義・著/中央公論新社)と歴史改変 265-266
『タイタン』(野崎まど・著/講談社)の静謐さ 266
『地獄の新地図』(早川書房)の著者、キングズリイ・エイミスについて 267-268
『クララとお日さま』(カズオ・イシグロ・著/土屋政雄・訳/早川書房)を読み始める 269
『ガリヴァー旅行記』(ジョナサン・スウィフト・著/高山宏・訳/研究社)を読む 269-270
円城塔の世界 272-274
小谷真理の世界 274-277
巽孝之の世界 278-281
高斎正の世界 281-282
豊田有恒の世界 282-285
石原藤夫の世界 285-287
夢枕獏の世界 287-289
野阿梓の世界 289-292
笠井潔の世界 292-296
平井和正の世界 296-304
川又千秋の世界 304-313
山野浩一の世界 314-336
眉村卓の世界 336-346
眉村卓の世界 346-357
安部公房の世界 357-360
手塚治虫の世界 360-365
小松左京の世界 365-369
小松左京の世界 369-372
星新一の世界 372-375
星新一の世界 376-379
筒井康隆の世界 379-386
筒井康隆の世界 386-391
筒井康隆の世界 391-405
筒井康隆の世界 405-414
「アヴィニョンの娘たち」の謎/解読 416-417
ヘルンヴァイン展を見て 417-418
何が美しいのか。その際、美しいとはいったいなにか-という最終問題 418-422
数と芸術の諸問題 422-423
美術の運命 423-425
瀧口修造とシュールレアリスム 425-427
キリコの謎、広場恐怖症 427-429
マルセル・デュシャン/「大ガラス」と四次元の謎 429-431
鬱病の起源 431-433
シャマニズム(shamanism)の起源はどこ?/ゴビ・エデン説 433-437
ユングとシャーマンと現代と 437-445
『言霊の思想』(鎌田東二・著/青土社)を読む 445-448
西暦七七五年のミステリー 448-449
「なぜ、鯨を食べてはいけないか」の謎 449-451
デジタル社会の危険性 451
意識と量子論 452-457
ブラックホールの図形化問題 457-458
時間論と<術の小説論> 458-459
ラカンとポー「盗まれた手紙」および唯野教授 459-462
二一世紀の生物学 462-463
私とアメリカとSF 463-467
柴野さんと「CORE」の時代 467-468
変貌する書斎 468-470
アオミドロのプール 470-471
原風景としての小樽 471-473
私のゴビ 473
探偵小説と私の歴史 473-475
子供怪談は異次元への入口 475-476
無言館のこと 476-477
スーパースター同級生 478
ご先祖様万歳 478-483
「柔らかい時計」探査機フェニックスで火星の北極に 484
知らずに書いた私の偽典『神聖代』 484-486
忍澤勉・著<『惑星ソラリス』の理解のために>論評 486-487
筒井康隆 488-489
星新一 489-491
小松左京 491-493
イェイツの<黄金の鳥>について 493-496
詩・科学・SF/三位一体説 496-498
私の中のエリオット<実験小説> 499-507
ポーの宇宙膨張説 507-508
アリスの言語学 508-509
オーウェルと言語学 509-510
ウェルズと猫と寺田寅彦 510-511
「第五回SF評論賞」に関する選考委員長私見 511-519
日本語の奇怪さ 519-520
卑金属は卑しくない/野阿梓に関する論考 520-523
ネオテニーとセカイ系を巡る諸問題 523-528
すまいの現象学 528-534
芭蕉精神分析「古池や蛙飛び込む水の音」読解 534-536
構造主義で読む芭蕉読解 536-539
メタ俳句の理論 539-546
カフカ 546-549
図形記憶の問題 549-551
<移人称小説>の問題 551-552
<宇宙人はいる>と<宇宙人がいる>の問題 552-555
<火星へ行く>か<火星に行く>かの問題 555-557
統合関係(サンタグム)と連合関係(パラディグム) 557-559
助詞の研究 559-561
副詞の研究 561-563
“ゆかし”の謎 563
SFとフーコー 564-566
私の中の原風景 566-568
詩人新妻博の世界 568-572
原初を目指す詩の言葉 572-574
詩の<言葉> 574-576
「江碧にして…」杜甫 576
ヘッセとの相似性 577-578
マニエリスム理論によるシュールレアリスムの再定義 579-581
アジモフと金融商品 582-584
推理小説こそ時代の娘である 584-587
ミステリーと自由間接法の問題 587-589
ボーリス・パステルナーク・著『ドクトル・ジヴァゴ』(工藤正廣・訳/未知谷)あらすじ 589-594
一九五〇年代英国詩とムーブメント派/フィリップ・ラーキン「スキン」を考察 594-597
SF評論『地獄の新地図』(山高昭・訳/早川書房)の著者、英国詩人キングズリイ・エイミスについて 597-599
押川春浪と紺碧の艦隊 599-600
書斎の未来 600-601
紡ぐ 601-605
セカンド・マシン・エイジ“IoT”元年 605-606
新型コロナ以後の住宅計画 606-608
地政学から地経学へ 608-610
AIと経済の未来三〇年後の雇用大崩壊 610-611
SF作家の幻視眼 612-627
すべてが加速する世界 627-628
アバターと鏡像段階 629
わが家の敷居哲学 629-630
『存在と時間』読解補足 630-634
(ゾロアスター+グノーシス)×現代美術=救済方程式 634-636
四次元主義の哲学 636-637
反知性主義って何? 637-638
哲学で考える人工知能 639-641
暗黙知の問題 641-643
SFセミナー二〇〇八年合宿(5/3)における討論の補足 643-648
クリスはキリストか 650-652
エリートの文学SF 652-656
筒井康隆・著「東海道戦争」について 656-657
ベスターの秘密 657-662
幻想文学とSF 662-668
『科学と神』N・ウィーナー・著(みすず書房) 668-669
オーバーロードと悪魔 669-675
楽器か武器か 675-676
書評『砂漠の思想』(安部公房・著/講談社) 676-677
スペース・オペラと自然主義 677-680
SFにおけるフィニイの位置 680-681
現代日本文学における日本SFの位置 681-685
『太陽系七つの秘宝』(エドモンド・ハミルトン・著/野田昌宏・訳/早川書房) 686
『夏への扉』(ロバート・A・ハインライン・著/福島正実・訳/早川書房) 686-687
『明日を越える旅』(ロバート・シェクリイ・著/宇野利泰・訳/早川書房) 687-688
未来学とSF 688-698
別のSF史 698-707
アメリカSF論 707-764
BEMの笑い 765-768
術の小説論 769-795
SFの浸透と拡散、そしてふたたび人新世へ共振 795-798
荒巻義雄論一覧 799-800
自著英文翻訳一覧 800
主要批評理論関係文献 800-801
『見えない飛行機』から始まる私的SF史 802-808
「SF思考」か、「SFする思考」か 809-810
読むことのドラマ 巽 孝之/著 811-829