内容注記 |
内容: 物語としての日記文学と随筆 日記物語 『土佐日記』と貫之,憧憬の愛,秋山虔伊勢,ことばの芸術への果敢な挑戦,『蜻蛉日記』の文学史的位置,『蜻蛉日記』研究の近景,『蜻蛉日記』の序文と下巻の世界,かくありし時過ぎて,『紫式部日記』研究の問題点,『紫式部日記』の表現機構,『紫式部日記』の虚構と他者,『紫式部日記』の消息体文,『紫式部日記』における『源氏物語』,『紫式部日記』の語法存疑,紫式部論,随筆 清少納言,枕草子,『枕草子』一-一〇〇段,『枕草子』前田家本の性格,物語文学 『伊勢物語』と『竹取物語』 物語を喚びおこすうた,『伊勢物語』の成立展望,『伊勢物語』をどう読むか,『竹取物語』の世界,王朝文学と漢詩文,『源氏物語』をめぐる諸問題 大島本『源氏物語』採択の方法と意義,人なくてつれづれなれば,『源氏物語』の本文,大島本『源氏物語』研究の展望,明融本「浮舟」巻の本文について,大島本『源氏物語』の再生,幻想から理想へ,『源氏物語』の本文とはなにか,『源氏物語』の巻末異文,未だ不審を散ぜず,『源氏物語』の諸本 青表紙本の展望,本文研究を再検討する意義,國學院と源氏物語研究,一本を見つめるということ,「とぞ本に」という結び,源氏物語の人物造型 末摘花,明石君物語の主題,続篇の胎動,源氏物語とキツネたち,『源氏物語』と「冬のソナタ」(前半) |