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小野沢稔彦/著 -- れんが書房新社 -- 2014.10 -- 778.04

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所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般資料 7780/O25/ 1109061281 一般 貸出可 在庫 iLisvirtual

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種別 図書
タイトルコード 1110243127
タイトル 境界の映画/映画の境界 
タイトルカナ キョウカイ ノ エイガ エイガ ノ キョウカイ
副書名 映画は危機を挑発するか!
著者 小野沢稔彦 /著  
著者カナ オノザワ ナルヒコ
出版地 東京
出版者 れんが書房新社
出版年 2014.10
ページ数 259p
大きさ 19cm
一般件名 映画
NDC分類(8版) 778.04
ISBN13桁 978-4-8462-0412-9 国立国会図書館 KGWAP5502 GoogleBooks WebcatPlus
定価 1800円
内容注記 内容: 映画批評は時代を問う運動である,2003~2004 映画は境界の上にしか成立しない,ナンセンスの涯で国家の暴力装置を無化する,真の情報とは、何か,鏡界の歴史性,おぼろなる日本映画の境界,ガキどもは速度の政治性を生きる,弛緩し、制度化した映画状況,改めて都市への想像力が問われている,リアリズムの極致が内蔵する重い課題,声のテロルについて,二十一世紀の映画的冒険が、ついに始まった,絶望的な行動は、やがて〈うた〉として語り継がれ,ひとり歩きするメロドラマに…,闇と溶岩の向こう側のカオス,荒涼とした光景から立ち現われる輝き,風景を異化し切り裂く、死への跳躍のスピード感,私たちの現在を逆照射する「漂流家族」,秋吉久美子の美しさ、その肉体の輝きによって,一切のタブーを取り払い、問題の根拠を問うべきなのだ,2005~2007 今、映画にスキャンダルを!,殺人マシーンと殉教者との極限関係,男性権威主義を貫く社会構造とどう向き合うか,二十一世紀の映画は絶望をものがたるしかない,アジアを方法としてニッポンを撃つために,境界を生きる有象無象がこの社会を規定する,この「無責任国家の品格」を見よ,戦争責任問題の内在的な批判を,大地を威圧し覆いつくすグローバリズムの病と、人々の生の消尽,眼の両義性、あるいは批評と挑発の〈眼〉,言葉への根底的な問い、〈日常生活〉批判へ,歴史の闇への問い,風景こそが権力と民衆が対峙する最前線である,「貧困の性」の時代を問う,「生の飢餓」を癒すことへの渇望,戦争のトラウマを見つめなおす,2008~2009 暗黒映画の新しい出発を告示する,〈沈黙〉の世界に身を曝せ,「靖国」というトポスの機能,風景を超えるマルチチュードの出現,「今、ここ」の情況を描き出す「暗黒映画」,作為された連続性としての民主主義,「私たちのドイツ」という共同幻想を徹底的に笑いのめし、シャレのめす,アメリカの現在と、アメリカ映画を批判する,世界に対し常に複眼的に向き合うこと,二十世紀の〈全体主義〉を考える上で、決定的に重要な作品,狂気の先に見える別な愛へ,イスラエルから遠く離れて?,ほか14編
内容紹介 現代を写し、時代を撃つ映画の数々。その素晴らしさを追い求める渾身の語り。「SWEET SIXTEEN」から「ニーチェの馬」まで、2003~12年までに「図書新聞」に掲載された主な映画批評をまとめた書。
著者紹介 1947年生まれ。映画プロデューサー、監督、脚本、批評家。著書「大島渚の時代時代のなかの大島渚」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
映画批評は時代を問う運動である 小野沢稔彦/著
2003~2004 映画は境界の上にしか成立しない 小野沢稔彦/著
ナンセンスの涯で国家の暴力装置を無化する 小野沢稔彦/著
真の情報とは、何か 小野沢稔彦/著
鏡界の歴史性 小野沢稔彦/著
おぼろなる日本映画の境界 小野沢稔彦/著
ガキどもは速度の政治性を生きる 小野沢稔彦/著
弛緩し、制度化した映画状況 小野沢稔彦/著
改めて都市への想像力が問われている 小野沢稔彦/著
リアリズムの極致が内蔵する重い課題 小野沢稔彦/著
声のテロルについて 小野沢稔彦/著
二十一世紀の映画的冒険が、ついに始まった 小野沢稔彦/著
絶望的な行動は、やがて〈うた〉として語り継がれ 小野沢稔彦/著
ひとり歩きするメロドラマに… 小野沢稔彦/著
闇と溶岩の向こう側のカオス 小野沢稔彦/著
荒涼とした光景から立ち現われる輝き 小野沢稔彦/著
風景を異化し切り裂く、死への跳躍のスピード感 小野沢稔彦/著
私たちの現在を逆照射する「漂流家族」 小野沢稔彦/著
秋吉久美子の美しさ、その肉体の輝きによって 小野沢稔彦/著
一切のタブーを取り払い、問題の根拠を問うべきなのだ 小野沢稔彦/著
2005~2007 今、映画にスキャンダルを! 小野沢稔彦/著
殺人マシーンと殉教者との極限関係 小野沢稔彦/著
男性権威主義を貫く社会構造とどう向き合うか 小野沢稔彦/著
二十一世紀の映画は絶望をものがたるしかない 小野沢稔彦/著
アジアを方法としてニッポンを撃つために 小野沢稔彦/著
境界を生きる有象無象がこの社会を規定する 小野沢稔彦/著
この「無責任国家の品格」を見よ 小野沢稔彦/著
戦争責任問題の内在的な批判を 小野沢稔彦/著
大地を威圧し覆いつくすグローバリズムの病と、人々の生の消尽 小野沢稔彦/著
眼の両義性、あるいは批評と挑発の〈眼〉 小野沢稔彦/著
言葉への根底的な問い、〈日常生活〉批判へ 小野沢稔彦/著
歴史の闇への問い 小野沢稔彦/著
風景こそが権力と民衆が対峙する最前線である 小野沢稔彦/著
「貧困の性」の時代を問う 小野沢稔彦/著
「生の飢餓」を癒すことへの渇望 小野沢稔彦/著
戦争のトラウマを見つめなおす 小野沢稔彦/著
2008~2009 暗黒映画の新しい出発を告示する 小野沢稔彦/著
〈沈黙〉の世界に身を曝せ 小野沢稔彦/著
「靖国」というトポスの機能 小野沢稔彦/著
風景を超えるマルチチュードの出現 小野沢稔彦/著
「今、ここ」の情況を描き出す「暗黒映画」 小野沢稔彦/著
作為された連続性としての民主主義 小野沢稔彦/著
「私たちのドイツ」という共同幻想を徹底的に笑いのめし、シャレのめす 小野沢稔彦/著
アメリカの現在と、アメリカ映画を批判する 小野沢稔彦/著
世界に対し常に複眼的に向き合うこと 小野沢稔彦/著
二十世紀の〈全体主義〉を考える上で、決定的に重要な作品 小野沢稔彦/著
狂気の先に見える別な愛へ 小野沢稔彦/著
イスラエルから遠く離れて? 小野沢稔彦/著