内容注記 |
内容: 大衆高圧釜社会の風景 「国民のみなさま」とは誰か,日本型ノブレス・オブリージュの真髄,丸山眞男が掬い上げられなかった草の根大衆像,革命運動の不気味なリアリティー,超ポピュリズム時代に希望はあるか,政治家と知性 日本政治を覆う「反知性主義」,知性主義・脱知性主義・スーパー知能主義,“革新”の輝きと凋落、そして反転,ポピュリズムは民主主義の鏡,角栄本から見る「利」と「理」,民主党政権はなぜ迷走したのか,東京都知事選、本懐遂げた「おぼっちゃま」,メディア知識人論 大衆高圧釜社会と知識人 テレビの中で消費される知識人,文化にも大衆迎合がおこる,メディア知識人の系譜 戦後日本のカリスマ思想家,メディア知識人の運命,メディア知識人の手練手管,吉本幻想の仕掛け,加藤秀俊論,歴史にみる知識人 昔日の知識人 知識人の野望,正力松太郎と徳富蘇峰,漱石の妻鏡子は悪妻だったのか?,ノンフィクションと学術書のあいだ,岩波文化 岩波茂雄,岩波文化の実像と虚像をたっぷりと描く,村上一郎と『岩波茂雄』,もうひとつの大正教養主義,努力型知性という作家ハビトゥス,総合雑誌と教養共同体,自分史から見る 大学今昔 「隙間」のない大学,ある思い出,大学教育の「当たり前」を再考する,「平成の高等遊民」問題をめぐって,大学教員今昔,存在意味が問われる時代の大学改革,業績稼ぎがはびこる大学の劣化,テクノクラートの論理と心理,教養としての歴史 教養としての歴史とは,最後の将軍の二重性を描く,昭和初期にみるモダンな生活,日本陸軍の思想と行動,自分史を合わせ鏡に なぜ人は同窓会が好きなのか,英語参考書の歴史,旅雑誌が映し出す時代,時空超えた男女の不思議な縁,酔う酒から味わう酒へ,「教養主義」が死滅した後に,おわりに 教養ある公共知識人の体現者J・S・ミル |