内容注記 |
内容: ジェイムズ・ジョイス 巨大な砂時計のくびれの箇所,空を飛ぶのは血筋のせいさ,神話とスキャンダル,夜の町,若いダイダロスの悩み,通夜へゆく道,『ジアコモ・ジョイス』のための素描,海外文学の現在 イギリス書評の藝と風格について,人間的時間,西の国の伊達男たち,否定形の抒情,故国の言葉と異国の言葉についてのノート,ライオンが動物学を教へるとき,世界は何のために?,冗談にして神話,『百年の孤独』の作家,だまし絵,暗い部屋,ボヴァリー夫人は彼だ,ペルーの人間喜劇,カズオ・イシグロ『日の名残り』の書評に書き足す,女の小説(海外篇) さびしい怪物,バーレスクと文学史,女の小説,人生の最初の教師,詩人たちと学者たち,ミステリーの楽しみ なぜ探偵小説を読むのだらう?,ホームズ学の諸問題,ブラウン神父の周辺,ハードボイルドから社交界小説へ,エンターテインメントとは何か,幾時代かがありまして,寛容と平衡感覚,解説 ジョイス読み / 池澤夏樹著 |