内容注記 |
内容: 初めに言葉・力ありき,詩人たちよ! 詩を絡め捕る散文の網,詩と背中合わせに,贅沢な「レイバー」,異国で読む『いのちとかたち』,にぎやかに,秀でた額の少年とやさしい声の妹,変異する・させる伊藤比呂美,持ち上げて嵌め込んで化けまするの詩,中年厨子王、安寿(ひめこ)に手を曳かれ,名前のない小説の棚から転がり落ちた〈わらべ〉うた,ゆやゆよーんの三十年,感傷的なダダイスト・中也,(冥界の)中原中也氏に訊く「詩の書き方」,小池昌代をめぐる長くとりとめのないお喋り,詩という果実の皮をくるりと剥いて,詩を照射する三つの光線,辻井喬論のためのエスキース,現代詩の心身を弄る歌びとの指遣い,詩と死と私を通り抜けて少年に出会う,貝を脱いだカタツムリ,詩と現実 詩を書く同僚,後輩諸君に告ぐ、「詩」との接触感染に注意せよ!,ある「転回」,あの本,道すがら,短い休息,シェイマス・ヒーニーを弔う,第三の本屋にて,ぽろぽろ,海外の子供の詩,ヨーロッパの若い詩人たち,死の凹みを生きた詩人たち,北の詩人たち,Finland Rhapsody,絶対無分節へ 翻訳,クラクフ日記,四人のクラクフ,泳ぐこと、夢見ること、死を想うこと,天を目指して、言葉の糸を降りてゆく,非分節深層地獄の叛乱,海を隔てた孤立と連帯,「打ち開けた地方」への旅,色は匂へど…,野性の詩学 |