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橘礼吉/著 -- 白水社 -- 2015.10 -- 384.3

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所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般資料 38430/T4/ 1109396786 一般 貸出可 在庫 iLisvirtual

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種別 図書
タイトルコード 1110320355
タイトル 白山奥山人の民俗誌 
タイトルカナ ハクサン オクヤマビト ノ ミンゾクシ
副書名 忘れられた人々の記録
著者 橘礼吉 /著  
著者カナ タチバナ レイキチ
出版地 東京
出版者 白水社
出版年 2015.10
ページ数 598p
大きさ 23cm
一般件名 生業 , 白山市-風俗
NDC分類(8版) 384.3
ISBN13桁 978-4-560-08468-7 国立国会図書館 KGWAP5502 GoogleBooks
定価 14000円
内容注記 内容: 奥山人と出作り,奥山人の生活様式「出作り」とは,糧・稼ぎのため奥山に入る 水平方向に進出した越前側越境出作り,垂直方向へ進出した極高出作り群,豪雪山中の一軒家出作りの特色 分家出作り住居・ネブキ小屋と小屋場,焼畑のヤマグワ栽培で繭の多収量をめざした出作り,高地出作りの強風避難小屋(ヌケ小屋),木の実・果実を食糧源とした出作りの植栽実態,出作りが鉱山経営を手がけた稀な事例,稼ぎのため岳・谷・岩場に分け入る 春、猟場で熊を獲る,商品としての熊の皮,商品としての熊の胆,春、越境して笠木を採る・盗る,夏、水源でワサビを作る,夏、源流域でサクラマス・イワナを獲る,夏・冬、白山登山者を案内する,夏、白山室堂へ物・人を運ぶ,初秋、越境ワサビ半栽地へ行く,秋、岩場で薬用高山植物オウギを採る,冬、雪山で雪掻板・鍬の柄を作る,檜乗物棒を作った人・出荷した人,第四章のまとめを兼ねて,四季の暮らし かんじき,雪崩の遭遇談,雪橇,屋根雪との闘い,バイウチで兎を威嚇して獲る,子供の雪遊びとその掛け声,狩りの終り・始めに熊を弔う,里帰りに雪の稜線をゆく,梅雨明けに百年に一度の山津波に遭う,秋・冬のトチ・ナラ・クリ等の木の実を食べる,冬、女手自前のホンコサン(報恩講)料理でもてなす
内容紹介 豪雪対策、小屋作り、熊狩、薬草採取、笠木取り…。白山麓最奥の豪雪地において一軒家の「出作り」を営む山の民の詳細な生態誌。柳田國男賞受賞者が20余年の歳月をかけて稀有な暮らしを記録する。
著者紹介 1931年生まれ。53年金沢大学教育学部卒。金沢市立工業高等学校教諭、石川県立歴史博物館副館長などを経て、現在、加能民俗の会名誉会長、石川県立歴史博物館運営審議会審議員、白山自然保護研究会会員。『白山麓の焼畑農耕-その民俗学的生態誌』で第34回柳田國男賞を受賞。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
奥山人と出作り 橘礼吉/著
奥山人の生活様式「出作り」とは 橘礼吉/著
糧・稼ぎのため奥山に入る 水平方向に進出した越前側越境出作り 橘礼吉/著
垂直方向へ進出した極高出作り群 橘礼吉/著
豪雪山中の一軒家出作りの特色 分家出作り住居・ネブキ小屋と小屋場 橘礼吉/著
焼畑のヤマグワ栽培で繭の多収量をめざした出作り 橘礼吉/著
高地出作りの強風避難小屋(ヌケ小屋) 橘礼吉/著
木の実・果実を食糧源とした出作りの植栽実態 橘礼吉/著
出作りが鉱山経営を手がけた稀な事例 橘礼吉/著
稼ぎのため岳・谷・岩場に分け入る 春、猟場で熊を獲る 橘礼吉/著
商品としての熊の皮 橘礼吉/著
商品としての熊の胆 橘礼吉/著
春、越境して笠木を採る・盗る 橘礼吉/著
夏、水源でワサビを作る 橘礼吉/著
夏、源流域でサクラマス・イワナを獲る 橘礼吉/著
夏・冬、白山登山者を案内する 橘礼吉/著
夏、白山室堂へ物・人を運ぶ 橘礼吉/著
初秋、越境ワサビ半栽地へ行く 橘礼吉/著
秋、岩場で薬用高山植物オウギを採る 橘礼吉/著
冬、雪山で雪掻板・鍬の柄を作る 橘礼吉/著
檜乗物棒を作った人・出荷した人 橘礼吉/著
第四章のまとめを兼ねて 橘礼吉/著
四季の暮らし かんじき 橘礼吉/著
雪崩の遭遇談 橘礼吉/著
雪橇 橘礼吉/著
屋根雪との闘い 橘礼吉/著
バイウチで兎を威嚇して獲る 橘礼吉/著
子供の雪遊びとその掛け声 橘礼吉/著
狩りの終り・始めに熊を弔う 橘礼吉/著
里帰りに雪の稜線をゆく 橘礼吉/著
梅雨明けに百年に一度の山津波に遭う 橘礼吉/著
秋・冬のトチ・ナラ・クリ等の木の実を食べる 橘礼吉/著
冬、女手自前のホンコサン(報恩講)料理でもてなす 橘礼吉/著