内容注記 |
内容: 奥山人と出作り,奥山人の生活様式「出作り」とは,糧・稼ぎのため奥山に入る 水平方向に進出した越前側越境出作り,垂直方向へ進出した極高出作り群,豪雪山中の一軒家出作りの特色 分家出作り住居・ネブキ小屋と小屋場,焼畑のヤマグワ栽培で繭の多収量をめざした出作り,高地出作りの強風避難小屋(ヌケ小屋),木の実・果実を食糧源とした出作りの植栽実態,出作りが鉱山経営を手がけた稀な事例,稼ぎのため岳・谷・岩場に分け入る 春、猟場で熊を獲る,商品としての熊の皮,商品としての熊の胆,春、越境して笠木を採る・盗る,夏、水源でワサビを作る,夏、源流域でサクラマス・イワナを獲る,夏・冬、白山登山者を案内する,夏、白山室堂へ物・人を運ぶ,初秋、越境ワサビ半栽地へ行く,秋、岩場で薬用高山植物オウギを採る,冬、雪山で雪掻板・鍬の柄を作る,檜乗物棒を作った人・出荷した人,第四章のまとめを兼ねて,四季の暮らし かんじき,雪崩の遭遇談,雪橇,屋根雪との闘い,バイウチで兎を威嚇して獲る,子供の雪遊びとその掛け声,狩りの終り・始めに熊を弔う,里帰りに雪の稜線をゆく,梅雨明けに百年に一度の山津波に遭う,秋・冬のトチ・ナラ・クリ等の木の実を食べる,冬、女手自前のホンコサン(報恩講)料理でもてなす |