内容注記 |
内容: 初心者のための村上春樹の「ここが読みどころ」,「手持ちの資源でやりくりする」こと,『1Q84』とエルサレム・スピーチを読む 壁と卵,『1Q84』読書中,「父」からの離脱の方位,「子ども」に今できること,困ったときの老師頼み,『ペット・サウンズ』の想い出,村上春樹の世界性 「ノーベル賞受賞祝賀予定稿」2009年ヴァージョン,村上春樹と司馬遼太郎,「父」の不在,霊的な配電盤について,『冬のソナタ』と『羊をめぐる冒険』の説話論的構造,食欲をそそる批評,「激しく欠けているもの」について,特別対談 村上春樹はからだで読む / 柴田元幸, 内田樹述,翻訳家・村上春樹 村上春樹の翻訳を語る,すぐれた物語は身体に効く,『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を読む,「君」とはホールデン自身である,極東のアヴァター,三十~四十代の女性に薦める一作,うなぎと倍音 うなぎくん、小説を救う,太宰治と村上春樹,倍音的エクリチュール,一〇〇パーセントの女の子とウェーバー的直感について,アーバンとピンボールの話,雪かきくん、世界を救う 村上春樹の労働哲学,村上文学における「朝ご飯」の物語論的機能,お掃除するキャッチャー,After dark till dawn,村上春樹とハードボイルド・イーヴル・ランド,文庫版特別付録 境界線と死者たちと狐のこと,「女のいない男」の一人として |